チュートリアル

2025/1/19 作成

(もともとの掲載内容は2023年、ディスコード内の質問版ががソース。それをもとにwikiへ転記及び編集しています。)


マルチサーバーなので、誰かと一緒に作業することは良くあるね🍀
でも生活(メイン)サーバーの場合、保護がある場所では、自分の建築を守るために保護主さんしか作業ができません。

「〇〇さんと一緒につくりたい!」
「サーバーの人みんなにこの施設(駅とか)を使ってもらいたい!」

こんな時、どうすればいいのだろうか?

その助けになるのが、もりパで導入している「/trust関連」のコマンドです。

トラスト(trsut)は「信頼する」という意味です。 信頼関係が構築できていない相手に対して権利を与えるということは、後にトラブルにもつながります。 使用にあたっては慎重に。効力を確認して、十分に注意してください。
もりパでは、Bulid(建築)トラストが入っている土地内での盗難や破壊のトラブルは当人同士で解決してもらう方針です。 どんな人かもわからない人に、不用意に自分の保護内での建築権限を与えることはしないようにしましょう。

トラストの種類<4種類>

見方:💛⇒マイクラリスト内での色、【コマンド】、→リストでの表記名※英語、(なんの行動ができるか)

=====トラスト効力・可能行動=====
🧡パーミッショントラスト【/permissiontrust】 →Manage (マネージャーレベル:土地許可のみをいじる権利。 それ以外の権限はなし。操作できないし、物も置けない)

💛トラスト【/trust】→Build(Access、Containersの権限に加えて建築まで可能)

💚 コンテナトラスト【/containertrust】
→Containers(チェスト類・かまど・動物類操作、本・トロッコ回収等)

💙アクセストラスト【/accesstrust】→Access(ボタン類操作、本閲覧)

【補足】効力は上の行に名前があるほど強い(行動の権限は💛Bulidが一番上)。名前がある行から下の行動はできると思ってよい。

下画像はトラストの効力♡色・状態の文章との画像比較用)
これは「トラストリスト」と呼ばれます。
保護地内に立った状態で「/trustlis」を打つと、チャット欄に表示されます。

トラストリスト

この画像の場合
💙Accessを現す青色の「>」行にpublic という単語が入っています。
これは、この保護地でサーバー全員(おおやけ)にアクセストラストまでの行動ができる権限が与えられていることになります。
💚Containersを現す緑色の「>」行にrin_kaiというプレイヤー名が入っており
この保護地では、rin_kaiさんにコンテナトラストまでの行動ができる権限が与えられていることになります。

🧡Manage💛Build の「>」行は空欄⇒この土地にこの権限を与えられた他プレイヤーはいません。

よって、画像の保護地では

①rin_kaiさんは💙Accessおよび💚Containersの権限を与えられている。
②サーバーのプレイヤ全員に💙Accessの権限が与えられている。
③建築(ブロック設置や撤去)ができる権限までは与えられていない。
という状態である事がわかります。

ちなみに、HPのmapではコマンドの名称通りの表記で保護トラスト状態が確認できます。

保護トラスト状態

さて、トラストの種類とチャット表示の意味が分かったところで…

では果たして実際にどうなのか、使用例と一緒に詳しく見ていきましょう!

知っていた方が良いトラストの種類・内容

まずトラストを誰に与えるか、設定の仕方

【重要事項】
権限を与えたい保護範囲内に立って、コマンドを実行すること!!!
(適当な場所で確認もせずに実行すると、自分が所有する全部の土地にトラストが入ります)

特定のプレイヤーを指定したいとき⇒/trust プレイヤーID(マイクラ名のこと)
サーバーの全員を指定したいとき⇒プレイヤー名の部分をpublicとする。

public(公)というのは、プレイヤー名を特定しないですむ簡単な方法。「公(おおやけ)=サーバーにいる全員」の意味。

「/containertrust 」(コンテナ トラスト)

トラストには上に挙げたように4種類あります。
その中でも、自分の保護敷地内に駅を作る場合
・他人がトロッコをレールに置く(及び持ち帰る)ことができる権利
・他人が発射ボタンを押せる権利
この2つが必須になります。
これを与えるコマンドは💚/containertrust public です!

ボタン押すのみであれば💙Accessだけでも良いですが、駅という場所においてはトロッコ設置及び回収までが必要なのでcontainertrustが良いよと案内をしています。

そもそもコンテナって…?

コンテナと言われて思い浮かぶのはトラックや電車、船で運ばれているあの大きい箱…そう、箱です。
そして家で分かりやすく言うなら、シェアハウス状態、です。

ということで、注意点↓↓↓
containertrustはその保護範囲内のチェストの中身をいじれる権限も含んでいます。
装飾以外でのチェストや樽、シュルカー類を置かないようにしましょう。また、保護の範囲の設定に気を付けましょう。

上の例は駅ですが、訪問者に動物をさわらせる・乗ってもらうような必要がある場所も、このcontainertrustが必要になります。

=====その他=====
本を取り出せる本棚⇒💚containertrust publicで他人が取り出して読めます。
かまど、ホッパー・ドロッパー等⇒💚containertrustで中身も見れるし、出し入れ可

「/accesstrust」(アクセス トラスト)

『ボタン・レバー・ベッド・書見台』の共有化。アクセスを許可

書見台⇒💙accesstrust publicで他人が読むことができます。取ることはできません。
    💚containertrustにすると本が書見台から取れるようになり、盗まれます。

=====その他=====
エンチャント台⇒💙accesstrust でOK。他人に使ってもらうためには必要

かまど、ホッパー・ドロッパー等⇒💙accesstrust だと中身が見れないし、出し入れできない

「/trust 」(トラスト)

接頭になにもつかない無印トラストですね…シンプルなコマンドですが、建築するうえでは一番強い権限になります。
これを保護主がプレイヤーに与えると、与えられたプレイヤーはその保護地で、なんでも行動できます。ええ…。
一緒に作業した後で、その建物を使ってもらう予定がないときは、作業がおわったら/untrust 〇〇」にて、相手の建築権限を削除しましょう。

金床を使用させる⇒💛/trust が必須。
経験値を使って名前を付ける、アイテム自体が消耗するなど、伴う行動が多いからか、土地に💛Buildこの権限がないと相手が金床を使えません。
どうしても自分の敷地内で金床を誰かに使ってほしいけど、それ以外のところをいじってほしくない…!という時は、
頑張って保護を分けるか、後述する「サブ保護」を利用するしかないです。

※簡易説明「サブ保護で特定アクションのみ許可」※
⇒ベース保護に何のトラストも実行しない状態でサブ保護領域を作り、サブ保護領域内にのみ/trustコマンドを実行する、という方法です。

トラスト系コマンドで付与した権限を削除する方法

「/untrust」(アントラスト)

削除したいトラストが入っている土地の上で、/untrust ID(もしくはpublic等、トラスト削除したい対象)を実行する。
すべての管理する土地から削除したいときは、だれの保護地にもなっていない土地に立ってコマンドを実行すると、自分のすべての保護地に対して削除コマンドが発動します。

ここからは上級編↓↓

理解できない場合は使わないほうが良いトラスト

「/permissiontrust」

(なじみがなくて分かりにくい🧡パーミッショントラスト)

/permissiontrust によって得られるManage権限:マネージャー権限とは
保護主が、【トラスト権限を他者に付与できる能力】です

各トラスト💛💚💙権限に加えて、パーミッショントラスト🧡が与えられたID者は、
その保護に対しての/〇〇trust(/untrustも同様)コマンド使用権限が与えられます。
保護が自分のものじゃなくても、一緒に作業する人を加えることができる補佐官みたいなイメージだね!

保護内の権限指定をある程度できるという強い能力であることに加え、そもそも仕組みが分かっていないと使えないし、使う必要がある場面もないため、このような検証以外で使われていることはないと思います。

【上級的テクニック】
ベース所有者(保護主)さんへ。
相手に対し、パーミッションに加え、許可したいトラストレベルのコマンドを(ベース所有者がトラスト付与ID者に対し)行使する必要があります。

🍀🍀🍀🍀どういうことかは下の画像参照🍀🍀🍀🍀

ベース所有者(保護主):Monntotto ⇒ rinkaiさんにトラスト関連を付与したい。
実行コマンド⇒与えたい保護の上に立って🧡「/permissiontrsut rin_kai」を発動し、更に💚「/containertrust rin_kai」を使用。

パーミッショントラスト

この使用例だと、
①rinkaiさんはMonntottoさんの保護に対して『マネージャー権限』を持つことになった。
ここでは、コンテナトラストまで(アクセスとコンテナ)のトラスト権限を他者に付与できる能力
②Manage権限により、本来は保護主しか見られないトラストリスト「/trustlist」も見られるようになります。
③ただし、他に与えられているのは💚コンテナまでの権限なので、これより上位の建築およびトラスト(💛/trust)コマンドは使えません。

この説明で理解が難しい人は、使わないほうが良いコマンドです。

パーミッショントラストの権限は、相当信用がなければ渡さないのが良いでしょうね…
トラスト権限をいじれてしまうので、いつのまにか保護主の自分は知らない良くわからん人に権限が付与され、チェストなり漁れてしまって…という
トラブルが発生してしまっては時既におすし。

むつかしいまとめ

【ベース所有者】
土地所有者は/permissiontrustでマネージャ権限を与えられます。
マネージャ権限を剥奪する場合は/untrust ID を使用します。
マネージャ権限を付与・剥奪できるのは土地所有者のみ。

【Manageもらった人】
土地所有者からマネージャ権限を貰った者は
/trust系3種(自分と同等のクラスまで)、/untrust、/trustlist が使用出来るようになり
他プレイヤーの権限を付与・剥奪できます。

同じマネージャ権限を持っている者に対しては/trust系3種(自分と同等のクラスまで)を使用出来ますが、/untrustは使用出来ません。つまり、アクセスマネージャはビルドマネージャを、アクセスマネージャに降格する事が出来る為、複数のマネージャ間で争いが起きた場合は、全マネージャがアクセスマネージャへ降格し膠着状態になる、なんてことも。自力では昇格出来ない為、闇落ちマネージャか発生しても他のマネージャが止めてくれるかもしれないから安心?!。

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🧡 Manage: A B C
💛 Build  : A D
💚 Contain : B E
💙 Access : C F
  新しい仲間: X

上図ではA、B、Cさん達がマネージャ権限を貰っています。
例えば…

・BさんはD、E、F、Xに対して/containertrust、/accesstrust、/untrustを使えますが、/trustは使えません。

・AさんはB、Cに対して/trust、/containertrustを使えるが、/untrustは使えません。
・CさんはA、Bに対して/accesstrustを使えるが、/trust、/containertrust、/untrustは使えません。
・Aさんは自身Aに対して/containertrust、/accesstrustを使えるが、/untrustは使えません。

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至極当然な内容ですが、安心して使う為の知識として参考にどうぞ。

サブ保護について

/subdivideclaims で保護内にサブ領域を作れるらしいが、サブ領域で出来る事は何??

①まず、サブ保護の作成・削除について《ベース所有者のみの可能操作》
・作成には/subdivideclaims とコマンドを打ったうえで、金シャベルを使用します。
・サブ保護は大きさ1×1からの保護が可能
・サブ保護も基本保護同様角クリックで広げられます。 ・/removeclaim でベース保護内のサブ保護を消せます(通常同様サブ保護内に立つことは必要)

・サブ保護を作った場合、サブ保護を消さない限り、ベース保護を/removeclaimしようとしてもできません。
※つまり、サブが存在するベース保護は、/removeclaimで間違ってベースの方が消えることはない。

・サブ保護がある状態でベース保護を縮小させてSub保護がベースの外にでた場合は、「保護されていないよ」と出て、そこのトラストは無効になる。
が、枠はデータ上残る。
ので、ベース保護をまた拡大すると、消していないサブ保護が元の設定していた大きさ/トラストのままで復活する。
・また、サブ保護が上記の縮小によるベースはぐれ状態で「保護なし」になって取り残されたとき、その場所を他プレイヤーが普通に保護出来てしまう。
そうなってしまったサブ保護の削除方法は、そこに紐付いていたベース保護共々消去するしかないです。(他人に迷惑がかかる)
使用コマンド:/abandontoplevelclaim
そうするとベース保護地に紐付いた保護がベースと一緒に消えます。非常に強い保護削除のコマンドの為、誤ってでも使わないように…。

②ベース(基本保護)の中につくれるサブ保護の、権限の関連性
●作成はベース保護者のみが作成できます。  ベース保護に対して/permissiontrustでマネージャーレベルの権限を与えた人物であっても、サブ保護はつくれません。

●サブ保護に対して/trustコマンドで他プレイヤー(publicも同様)に権限を与えれば、
その権限レベルに応じた行為ができます。
※これはベースに対するトラストと効力は同じです。

●ベース保護のトラスト権限が優先されます。
ベース保護にトラストが入っているIDは、サブ保護に対してトラストを入れなくても
ベース保護に付与されたレベルの権限が有効になっています。
ベース保護に強いBulidトラストが入っていると、サブ保護をコンテナやアクセス権限に限定しても、建築できてしまうのでベース保護の権限を設定しなおす必要があります。

※つまりベースに対し、意図しないall、publicが入ってると、サブ保護で制限したと思い込んで大惨事になる可能性があるので注意。

ちなみにサブ保護をつくると白色の枠マーキングがでます。
棒を持ってサブ保護がある場所をクリックしてもこの白枠は見れません。
ベース保護を棒で選択すると紐付いて見える挙動のようです。

subdivideclaim

/subdivideclaims とそれに付随する事は、複雑なので、 サバ慣れ/コマンド慣れ/仕組み把握…していない人にはオススメしない上級者向け…な感じね。
ちなみに、/subdivideclaims コマンドを使用してサブ保護領域をつくると”次にトラストで仲間を登録しよう”という趣旨の英文が表示される。
トラストを使わないにしろ、/trustという言葉・コマンドに関する知識が必須になる。
難しくてあんまり広く認知されることを推奨としないから、表だった説明表示はしていませんでした。 が、誤用のトラブルを防ぐ為にはある程度必要と思い、今回(25/1/19)wikiに載せました。

サーバーで使おうと思ったら、私の感覚的には、共同事業者用というよりも、駅や公共施設のような建築をしている場合に、それへの使用がピンときます。
つまり、《駅や施設のような公共性のあるものに対しての、一部行動許可領域として》の活用がよいだろうね~って思う。

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まとめ

トラストはコマンド打つ場所をマジで気を付けた方がよかよ!

つけたいトラストの種類を確認しよう!

トラストをかける時、前と後で必ず/trustlistを見る癖をつけよう。


ページ作成:2025/1/19

執筆者/検証者:MonnTotto、macaronipenguin_
subdivideclaimの検証日:2023/8/23 
Discord 内、しつもん掲示板にて受けた内容から検証、作成
(もともとの回答はディスコード内がソース。それをもとに編集しています。)